過去に恐れられていた性病、梅毒

梅毒はかつて日本でも非常に猛威を振るい恐れられていた性病です。
この病気はトレポネーマという病原体が原因で起こり、血液を通じて全身に広がってさまざまな症状を引き起こします。
江戸時代に大流行して、加藤清正などの有名な武将もこの病に罹り、命を落としたと言われています。
わずか100年前の大正時代には、日本人男性の10人に1人が梅毒に罹っていたという統計も残っており、特効薬が開発されるまでは、有効な治療方法が無いと言われてとても恐れられていた病気なのです。
大正時代の1948年には日本国内でも22万人もの梅毒患者が存在していました。
この病気は全身に症状が現れて、症状が進行すると命を落とす危険性もあります。
潜伏期間が存在するために自己判断で治ったと判断してその病気に観戦していることを気付かない危険性もある為注意が必要です。
特に梅毒の症状は非常に多彩で有り手足や体中に発疹などの症状が出ます。
しかも、それらの症状は一時的に治ってしまうために発見が遅れるリスクが高くなっているのです。
江戸時代頃には既に日本で大流行し、猛威を振るって人々を恐怖に陥れていた梅毒。
3期・4期の経過期間になると皮膚や筋肉、骨などにゴム腫が発生したり、心臓や血管、神経や骨にまで病変が広がり障害が現れて最期は死に至る恐ろしい病気です。
1940年代にペニシリンによる治療薬が開発されて以降は一気に患者数が減少しました。
日本国内では1947年に性病予防法が交付され、ペニシリンの効果もあって患者数は激減したのです。
過去に恐れられていた梅毒もビクシリンやサワシリンなどの合成ペニシリン、風邪などにより引き起こされる炎症や、梅毒・淋病などにも効果のある抗生剤のアモキシシリン(サワシリン・ノバモックス)、ペニシリン系の抗生物質として有名なアンピシリンが医療現場に取り入れられるようになってからは沈静化していきました。
とはいえ、近年梅毒患者の急増が報告されており、改めて注目されてきた性病でもあるのです。

梅毒の治療薬を紹介

梅毒は性行為、もしくはそれに類する行為を原因として感染します。
症状は第1期・第2期・潜伏期・晩期と段階的に現れ、放置をすれば死に至る重篤な病気であることに変わりはないものの、現在においてはペニシリンの投与で治療できるために、先進国での死者はほとんど見られなくなっています。
予防ではコンドーム使用が効果が高く、他にパートナーを1人に限定することも大切な方法になります。
梅毒の治療では第1選択肢として抗生物質ペニシリンが用いられます。
例えば「日本性感染症学会の性感染症診断・治療ガイドライン2016」においてはバイシリンG(ベンジルペニシリンベンザチン)を投与することが推奨されており、バイシリンGは強力な殺菌作用を持ち治療開始後数時間で梅毒トレポネーマを破壊します。
梅毒に効果のあるペニシリン系の治療薬は種類が多く、通販でも購入をすることができます。
有名なものとしてはアモキシシリンがあり、この薬は耳鼻科や呼吸器系の感染症にも有効な薬になっています。
他にもサワシリンやノバモックス、ビクシリン、アンピシリンなどがあり、それぞれに特徴があります。
因みにノバモックスはサワシリンのジェネリック医薬品です。
また、ビクシリンはアンピシリン水和物を主成分とする抗生物質であり、細菌の細胞壁を壊すことで細菌を死滅させるという効果を持ちます。
治療薬の使用においては医療機関での処方が基本となります。
一方、簡単に購入できることから通販が利用されることも多く、ここでは注意点を十分に理解した上で使用することが大切です。
注意点の1つには副作用があり、アモキシシリンを例にとれば発熱・倦怠感・軟便・味覚異常・嘔吐・食欲不振・腹痛などの症状が出る場合があります。
使用方法や使用上の注意内容も把握した上で服用する必要があり、仮に異常を感じた場合にはすぐに服用を中止し、医師に相談をすることが重要になります。